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強み診断ツール『VIA-IS』の紹介

ポジティブ心理学の第一人者である故クリストファー・ピーターソン博士とマーティン・セリグマン博士の開発した強み診断『VIA-IS』(無料)のご紹介です。

二人の研究者は、主要な宗教や哲学的な伝統に関する書籍を読み、それぞれの中で美徳とされていることをリストアップし、共通点を調べました。200冊に及ぶ哲学書や経典を読み解くと、驚く事に2000年の時を経ていながら6つの美徳に集約されたのです。

そしてこの美徳がどのように構成しているのかを調べ上げたものが『VIA-IS』で診断できる強みなのです。強みとは、自分がそれを使うと元気になれるような性格の特徴とも言えるでしょう。

  

 米・VIA研究所が提供するこの診断ツールは、世界190カ国、260万人以上の人々に使用されています。

『VIA-IS』における強みは全部で24種類に分類され、そのうちトップ5の強みが「自分を特徴づける強み(Signature Strength)」とされています。そして、その中でも「この強みを発揮するとワクワクする」「この強みを活用していると、元気でいられる」と思えるような強みはあなたにとってとっておきの強みとなります。

これらの強みを自分でしっかりと意識して、周囲にも伝えることで、毎日の仕事や生活、恋愛、遊びや子育てに活かすことができるとセリグマン博士は言っています。また、仕事などで活用することで、人生の満足感や仕事の充実感が向上するという研究結果も報告されています。

またペンシルベニア大学のAuthentic Happinessのウェブサイトでは、18歳未満の青年向け強み診断を受ける事が可能です。

ぜひ、強み発見のツールとしてご活用ください。

logo VIA

大人向け診断ー使用方法

大人向け(VIA研究所):http://www.viacharacter.org/Survey/Account/Register

1)リンクをクリックすると、対象サイトに移動します。

2)質問が英語で表示された場合は、右上の言語を「日本語」に変更してください。

3)氏名をアルファベットで、メールアドレス、パスワード(五文字以上)を記入し、性別、生年月日を選択して、「Register」(登録)ボタンを押して下さい。


4)「VIA・徳性調査票(VIA-IS)」の「Take Survey」ボタンをクリックして始めて下さい。全ての質問に答えるまでに約20〜30分間かかります。


5)質問の最後に、お住まい(またはお勤め先)の郵便番号を記入し、国を選択してください。

(VIAに関する継続受講に興味がある方は、その下に羅列されている科目で興味のあるものにチェックしてください。後日、VIA研究所から案内のメールが届きます。ただし、現在は英語のコースが中心です)

6)「Complete Survey」(診断完了)ボタンを押すと、次の画面に移動します。「Download Character Strength Profile」のボタンを押すと、日本語で24種類の強みが上位順に表示された診断結果が表れます。上位5つが「自分を特徴づける強み」と考えられます。必要に応じて、印刷して保存してください。

備考:「Purchase an in-depth report」を押すと、強みを深堀りした『VIA-ME!』というレポートを購入することができます。ただし、英語のみのレポートとなります。

青年向け診断ー使用方法

青年向け(ペンシルベニア大学):https://www.authentichappiness.sas.upenn.edu/ja/testcenter

1)リンクをクリックすると、対象サイトに移動します。
2)質問が英語で表示された場合は、右上の言語を「日本語」に変更してください。
3)測定テストより「青少年のためのVIA・強みに関する調査票 (VIA-Youth)」をさがし、右側にある「Take Test」(テストを受ける)ボタンをクリックします。

4)「Register」をクリックして、必要な情報を入力してください。
5)調査票のスタートです。10ページ目まで回答が終わったら、FINISHボタンをおします。
6)英語で24種類の強みが上位順に表示された診断結果が表れます。(結果は英語のみです)

 

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参考書籍

足立啓美・吾郷智子 (2020). 見つけて伸ばそう!自分の「強み」ポジティブ教育協会(監修)小学館

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参考書籍

足立啓美・岐部智恵子・鈴木水季・緩利誠 (2017). イラスト版子どものためのポジティブ心理学 自分らしさを見つけやる気を引き出す51のワーク ポジティブ教育協会(監修)合同出版 

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参考書籍

足立啓美・鈴木水季・久世浩司(2014). 子どもの「逆境に負けない心」を育てる本 楽しいワークで身につく「レジリエンス」 イローナ・ボニウェル(監修)法研

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参考書籍

足立啓美・岐部智恵子・小林美佐子・鈴木水季・緩利誠(2018)レジリエンスを育てるキッズワークブック使い方ガイド (出版社/印刷)

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参考書籍

緩利誠(2009). 脳科学の成果を応用したカリキュラム評価 田中統治・根津朋実(編著) カリキュラム評価入門(pp.231-252). 勁草書房

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新着情報

上島博(2016). イラスト版 子どものレジリエンス: 元気,しなやか,へこたれない! 折れない心を育てる56のトレーニング.合同出版

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参考文献

岐部智恵子・平野真理 (2020). 日本語版児童期用敏感性尺度(HSCS-C)の作成 パーソナリティ研究 (in press)

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参考文献

岐部智恵子・平野真理 (2019). 日本語版青年前期用敏感性尺度(HSCS-A)の作成 パーソナリティ研究, 28, 108-118.

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参考文献

Kibe, C. (2019). Environmental Effects on Highly Sensitive Children (HSC): Implications of Differential Susceptibility Theory. Child Research Net, 13th September, 2019掲載