『強みの活用〜全15回ポジティブ教育より〜』(関野 仁史さん)
日本ポジティブ教育協会主催のポジティブ教育基礎講座をご受講された関野 仁史さん(学校法人篠原学園 篠原保育医療情報専門学校副校長)が、篠原保育医療情報専門学校の学生向けに「就職研究Ⅱ」の授業で、全15週に渡り、ポジティブ教育の授業をされています。
今回は、強みの活用をテーマにされた授業のレポートです。
ポジティブ教育を授業に取り入れようとしたきっかけは、女子学生さんからの言葉からでした。
関野さんが、新学期のオリエンテーションで数分のあいさつをした後に、「先生の話がとてもよかった」、「超後ろ向きでしたが前向きに頑張ります」と言われました。
「自分の強みを考えるのは難しいが、改めて考えられてよかった」
「自分の特技を当てはめていくとスムーズに出来ました」
などの感想がありました。学生一人一人が自分自身の強みに気が付き、レジリエンスを高めると共に、強みを活かした進路や職業についても考えられる時間となりました。
「新しい発見が出来た」
「自分の思っている強みに仲間も気が付いてくれて嬉しかった」
2017年度は、こども保育学科夜間部3年生を対象に、就職研究科目にレジリエンスの授業を全15回に渡り導入していらっしゃいます。
講師:関野 仁史
関野 仁史(ポジティブ教育基礎講座修了)学校法人篠原学園 篠原保育医療情報専門学校 副校長 高校を卒業後、ホテルの専門学校へ進学。社会人の第一歩は都内の国際ホテルでスタート。ホテルではベルボーイやフロントを経験し、ゲストをもてなすための「ホスピタリティ・マインド」を実践的に学ぶ。この経験が対人コミュニケーションの原点となった。その後、福祉や教育現場での経験を積み、現職へ。 現在は、学校運営に携わりながら、在校生や卒業生、入学希望者のキャリア形成支援、キャリア教育の授業等を担当している。 3年程前、自分を変えたいと思い、独学で心理学の勉強を開始。心理学を学ぶなかで、ポジティブ心理学に辿り着いた。 マーティン・セリグマン博士、タル・ベン・シャハー博士、イローナ・ボニウェル博士など、ポジティブ心理学者の書籍を読み衝撃を受ける。これらの考えは、自分自身を変える大きなきっかけとなった。また、クラスの人間関係、実習や就職活動など、さまざまな悩みを抱える学生に対しても、ポジティブ心理学は大切な教えであると感じた。 <資格> キャリア・コンサルタント(国家資格) キャリア・サポーター(職業教育・キャリア教育財団) 高等学校教諭一種免許状(福祉)
篠原保育医療情報専門学校
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