2017年4月～2018年3月に渡り、不登校やひきこもりなど，困難を抱える若者向けに，協会理事の小林が、ひと月１～２回のワークショップ形式で，レジリエンス・プログラムを行いました。

プログラムは全１２回で，延べ１０４名の方が受講されました。

さまざまなアプローチで体，認知，心に働きかけ，レジリエンスを高めるプログラムを行いました。参加回数を重ねるごとに，皆さんの顔に徐々に笑顔がでてきて，一様に自分の考えをまとめるのが早くなり，柔軟にワークができるようになりました。

特に主体的に継続して参加された方々は，自己理解を深め，ゲームをやめて読書や勉強を始める方や，「これだけできました！自信が出てきました！」と笑顔でワークの成果を見せに来る方，就労支援が上がる方もいらっしゃいました。

皆さん，ワークショップで自分に必要だと思うスキルを少しずつ習得し，まずは小さな一歩を踏み出すきっかけにしていることを感じました。

 

 

・日々を心身ともに元気に過ごすということは，自分にとって長年の重要な課題であるため，学んだことの何割かでも身につけていかければと思います。

・とても実りある，自分の生活に取り入れられることの多い講座になりました。

・学んだことを忘れないように，現在続けている呼吸の習慣を継続していきたいと思います。貴重な講座となりました。ありがとうございました。

・最初は何も考えずに話を聞いていたけれど，ワークショップの活動に参加することに意味があると思い始めました。定期的に自分の状況を振り返ることができるのが良い。

・この講座に出てから生活の質が上がったと心から思っています。集中して楽しく取り組めました。もっと積極的になりたいです。

・少し前の自分よりメンタルが強くなれた気がします。ありがとうございました。

・人間的生活に戻るために欠かせないプログラムでした。おかげで心が軽くなりました。これがなければここまで回復しなかったと思います。大きく変わったのは，喜びを感じやすくなったこと。落ち込んでも何日も寝込まなくなったことです。本当にありがとうございました。もっとたくさんの人にこのプログラムを受けてほしいです。

・レジリエンス・プログラムで日常生活に役立つことを学べた。

・レジリエンス・プログラムは，メンタルを鍛えるために，必要不可欠だと思いました。

・自分の人生見つめ返せてよかった。

・レジリエンスのことを知れてよかった。