2015.05.06
心的外傷後成長(PTG)ー2
ボストンマラソンのゴール地点で爆弾テロ事件があってから2年となります。
この大会のゴール付近でボーイフレンド(現在は夫)Peteさんの母親の応援していたRebekah Gregoryさんは、爆破により左足を損傷しました。
Peteさんもアキレス腱に大きな怪我を負い、当時5歳だったRebekhaさんのお子さんも車いすで運ばれました。
Rebekhaさんは、その後17回に至るの手術を受け、最終的に2014年に左足を切断を決断し、現在は義足生活をされています。
義足でありながらも、ボストン・マラソンでゴールすることを目標に厳しいリハビリを行ってきました。
2014年には、Peteさんとご結婚されました。
ご家族や友人の支えもあり、Rebekah Gregoryさんは、2015年4月20日に開催されたボストンマラソンへ参加しました。
医師から、もし42.195km走ったら足に大きなダメージを与えると言われていたため、彼女は途中からスタートして2013年に爆破を受けて死ぬかと思ったゴール付近を通り抜け、フィニッシュラインを超えました。
「あの時に血まみれになっていたことを思い出すと、私がもう一度私の子どもの微笑を見ることができたかなと疑問に思います。 ほんの数分で、私の全世界は変わりました。 私が知っていたすべてはバラバラになりました、そして、私は一つずつ拾い上げて行くことを与儀なくされたのです」
そしてこのようにも言っています。
「辛いことが起きた後にも人生はちゃんとあるんだとみなさんに知ってほしいです。もし私が誰かの希望や励ましになれるのであれば、それが人生でやりたいことなのです。」
彼女の笑顔からは想像もできない苦しい思いをされたことは間違いないでしょう。しかし、もがきの中からも人生に対する前向きな姿勢と周りのサポートから、未来への意義を見出したRebekhaさんの心的外傷後成長(PTG)の経験は多くの人を勇気づけ続けてくれることでしょう。
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==参考==
espnw(http://espn.go.com/espnw/news-commentary/)
facebook: Rebekah Gregory DiMartino’s New Day New Hope