2016.11.18
【講座】新潟県立村上高校レジリエンス講演会
新潟県立村上高校レジリエンス講演会
2016年11月18日、新潟県立高校において、協会理事の鈴木水季が講演会を行いました。タイトルは『逆境に負けない力・心の回復力「レジリエンス」を育てよう!』です。1年生から3年生まで、490人の生徒さん達と先生方、また保護者の方や近隣の学校の先生方等多くの方が参加して下さいました。
1時間半の講演の中で、「レジリエンス」とは何か、「レジリエンス」の育て方などをお話ししました。また、3名の先生方に寸劇を演じて頂いたり、実際に生徒が自分のレジリエンスについて考えるワークを行ってもらいながら、レジリエンスを高める方法について学んで頂きました。
参加した生徒さん達はとても熱心に聞いて下さり、講演後のアンケートでは、94.9%の生徒が「この講演会に興味を持てた」、96.7%の生徒が「この講演会は役にたった。」と回答して下さいました。
受講生徒の声
「今の自分にぴったりの講演会でした。基本はポジティブに考えますが、時々あらわれるネガティブのループにはまってしばらく抜け出せないことがよくあります。そこからの脱出方法であったり、リラックスの方法など、今日から実践できることを教えていただきました。感謝しています。ありがとうございました。」
「私は何でもネガティブに考えてしまう癖があり、気分が上がらずにいることも多々ある上に、人の目を気にしすぎることもあるので、今日の講演の内容は、納得することや学ぶこと、これからに活かしていくこと等たくさん見つけることができ、とても良い機会になりました。」
「ネガティブは悪いことだと思っていたが、ネガティブに考えがちでも、その中で努力を積み重ねることができる(レジリンスがある)なら、ネガティブも持ち味だという話を聞いて、なるほどと思った。そういう考え方はとても新鮮だった。」
「言葉には出さないでいた溜め込んだネガティブ感情を書き出してみると、不思議と少し楽になった気がしました。その感情を、少し視野を広げてちょっとだけポジティブに変えた時、すごく気持ちが良くなりました。あ、私は人からこういうことを言われるのを待っていたのかもしれない、と。誰かに助けてもらうばかりでなくて、自分でも自分を助けてあげられるんだと、初めて気づきました。」