2016.10.21
【講演】逆境に負けない力「レジリエンス」を育てよう(大阪府寝屋川高等学校)
『逆境に負けない力「レジリエンス」を育てよう』
2016年9月10日、大阪府寝屋川高等学校1年生の皆様約400名に、大阪国際大学において、協会理事の足立啓美が講演会を行いました。テーマは、『逆境に負けない力「レジリエンス」を育てよう』です。
6月には寝屋川高等学校の教員の皆様にレジリエンス研修を受講頂きました。学校全体でレジリエンスを育てる取り組みを進められる中、
・高校に入り、勉強や部活動など大変だと感じる生徒さんが多い事
・夏休み明けで、勉強に身が入らない生徒さんがいること
などから、9月に生徒向けレジリエンス講座の研修会を開催されることとなりました。
3時間の講義の中で、「レジリエンス」とは何か、「レジリエンス」の育て方などをお話しし、実際に自分のレジリエンスについて考えるワークも行ってもらいました。
土曜日の特別授業として研修会を実施しました
生徒の皆さんにも、たくさん参加いただきました。
約400名の高校1年生が研修会に参加してくださいました
先生方に参加頂いた劇は生徒の皆さんの心に残ったようです
参加した生徒さん達は長時間熱心に聞いて下さり、最初はレジリエンスと言う言葉を聞いたこともないし、話を聞いてどうなると?と感じていた生徒さんも、「実際に話を聞いてみると自分に当てはまることが多く聞き入った。部活動、勉強において、活用できそう」等感想をたくさん頂きました。
自分に向き合いながら、自分や周りの人や出来事を理解しようとする一生懸命な姿が見られました。
受講生徒の声
<生徒様>
「高校に入り、勉強と部活動の両立が難しくなって、イライラしたり、やる気がなくなることが多くなっていた。しかし、研修会で学んだことを実践することで、今後の困難や苦労を乗り越えていけるんだと分かりました。」
「自分自身についてすごくよく理解できました。これを活かしてレジリエンスを育てて行きたい。」
「レジリエンスで学んだことは、勉強だけではなく、友達関係や部活でも有効だと感じました。」
「3時間、あっという間で飽きずに、とてもたのしかった!」
「研修会の前には、こんな話聞いて何になるのか?と思ったが、自分にとても当てはまる話ばかりで、眠気もなくなりました。研修会の話を聞いて、自分のコンプレックスを改善していきたいとおもいました。」
「最近、イライラしたり、しょんぼりしたりすることが多くて、何も出来なくなったりするけど、そこから脱出する方法が分かりました。試してみたいと思います」
「このような話を小学生くらいから聞けたら、変われたのかなと思いました。」
「自分の考えに、レジリエンスの考えを足したら、人間的に強く、深くなれるなと思いました」
「学校で怒られて、家に帰ると悩んで、次の日まで引きずってしまうのですが、今日の話をきいて、楽になりました。」
「研修会が終わった後の部活で、すぐに活かす事が出来ました!いつもなら、ミスを連発して落ち込んでしまうところを、辛くても今頑張ればきっと頑張ってよかったと思える!と考えて前向きになることができました。」
「自分が辛いとき、人に助けを求めようと思った。同時に辛い人がいたら、助けになりたいと思った。」
「いつも抱えているモヤモヤや不安をずばっと指摘された感じです。よい意味で…モヤモヤしていた霧がサーと晴れて、自分のことが良く知れてよかった。」
「テスト前のこの時期にとても為になった研修会でした。」
「これから生きていく上でレジリエンスを高めて、生きていきたい。」
「難しい事も、とてもわかりやすく説明してくださって、理解しやすかった。」
<先生方>
「生徒が大勢の生徒の前にも関わらず、自分の言葉で意見や考えを伝えられて関心した」
「また来年も来て頂きたい」
「教員研修を最初にしてもらい、教員に前知識があったことがとてもよかった」