2016.02.13
【講座】2時間で学ぶポジティブ心理学〜子どもの『強み』どう見つける?どう活かす?〜
2時間で学ぶポジティブ心理学〜子どもの『強み』どう見つける?どう活かす?〜
2016年2月13日に、当協会の緩利理事による2時間で学ぶポジティブ心理学〜子どもの『強み』どう見つける?どう活かす?〜を開催いたしました。
ポジティブ心理学の理論と教育現場での実践を踏まえてわかりやすくお伝えする2時間のコースです。
今回のテーマは、『子どもの「強み」どう見つける?どう活かす?』です。
私たちはつい他者と比較して自分のことを評価してしまいます。
あるいは、他の子どもと比較して自分の子どものことを評価してしまいます。
しかも、その時に大抵は「隣の芝生は青く見える」がゆえに、弱みに目を向けやすく、結果的にコンプレックスを抱え込むことさえあります。
「あの人はいいよな~。それに比べて私は…」などと思うことはありませんか?
「○○ちゃんを見習いなさい。それに比べて、あなたは…」「どうしてあなたは…」などと言ったこと/言われたことはありませんか?
ポジティブ心理学では、「他者との比較ではなく一人ひとりに独自な『強み』にもっと目を向けよう!」と提唱しています。
『強み』は当事者にとっては当たり前すぎて意識していないことが多々あります。しかし、イキイキと輝きながら生きる鍵は『強み』にあります。
なぜ『強み』に注目するのか?『強み』はどうやって発見し、生かせば良いのか?その先にどんな未来が待っているのか?ポジティブ心理学が開発したツールなども紹介しながら、ポジティブ心理学の基本であり、屋台骨でもある『強み』の講座をお届けしました。
『強み』を知れば自分を取り巻く世界が大きく変わります!
講師:緩利誠
緩利誠(昭和女子大学総合教育センター専任講師・日本ポジティブ教育協会理事)筑波大学大学院 人間総合科学研究科 学校教育学専攻を単位取得退学。現在、昭和女子大学 総合教育センター 所属教員を務める。専門は教育学、カリキュラム研究。脳の多様性に基づいた初等・中等教育における才能教育カリキュラムの開発が主なテーマ。個人や組織の強みや価値に着目するポジティブ・アプローチという人材開発・組織開発手法(特にAppreciative Inquiry)を用いて日本の学校教育を変革させる方法についても関心を寄せる。 |