レジリエンス教育

2024.02.07

【講演】東京都北区教育研究会養護研究部

2024年2月7日(水)
東京都北区教育研究会養護研究部の養護研究部研究発表会で、理事の小林美佐子が「心の回復力『レジリエンス』と学校におけるレジリエンス教育」というテーマで講演を行いました。

北区の小中学校では、それぞれの地区に分かれて保健教育を実践されています。養護教員の皆さまも、教員の皆さまも一様に生徒児童の「コミュニケーションと人間関係のトラブル」に問題意識があり、特に今年は「気持ちの切り替え」に着目した保健教育を実践した地区がありました。
そこで、中学校の学校現場で日本ポジティブ教育協会のレジリエンス教育を取り入れ、学力や学力に伴う力が向上した事例や、中高生や大学生に日本ポジティブ教育協会のレジリエンス教育を行い、レジリエンス得点や自尊感情、自己効力感の得点が向上した事例などをもとに、学校現場でレジリエンス教育を行うお薦めのステップや、レジリエンスをいかに育てるかについてお話しました。またワークを通してレジリエンスについて一緒に考えていただきました。

受講後、レジリエンスの一要因でもある好奇心や、新しいことを取り入れようという意識が高まったご様子で、授業に取り入れたい、個別の指導にも取り入れたいという先生方が多くいらっしゃいました。

 

 

【感想】
・とてもわかり易く、どれも納得のできる内容でした。

 

・日頃から自尊感情を高めるアプローチをしていくと、小さなトラブルが減ったり、なにかあった時の立ち上がる力が身につくので実践したいと思った。

 

・ポジティブ思考に切り替えるということができない子供が見受けられるので、そういった子供たちの助けになると思いました。少しずつレジリエンス教育を実践してみたいと思います。

 

・親も子も失敗を恐れて心配や不安な事には挑戦できなくなっています。失敗を避けるのではなく、失敗から立ち直る力を子供たちに付けることが大切だということを伝えていきたいです。

 

・レジリエンスに関する講演会は初めてでしたが、大変わかりやすく勉強になりました。発達段階に応じて、早いうちからレジリエンスを育てていくことが大事だと思いました。

 

・とても大切な内容であり、児童に身に付けてほしい力の話もあったので、児童だけでなくぜひ保護者にも聞いていただきたい内容でした。可能であれば学校保健委員会や公開授業等でとご講演いただきたいと思いました。

 

・とても勉強になりました。ぜひ、本校の教職員、児童にも先生のご講話を聞かせたかったです。

 

 

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一人でも多くの先生方が児童生徒のレジリエンス向上のサポートができますよう、今後も日本ポジティブ教育協会も一丸となって活動してまいります。
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