2023.08.25
【教員研修】藤沢市教育委員会「レジリエンス教育を考える―逆境に負けない心 レジリエンスを身につけるとは?―」
2023年8月25日
藤沢市教育委員会 藤沢市教育文化センターにおいて、協会理事の小林美佐子が先生方約60名を対象に「レジリエンス教育を考える―逆境に負けない心 レジリエンスを身につけるとは?―」というテーマで夏の教員研修講座の講師を務めさせていただきました。
まずは、感情について、ネガティブが悪いという刷り込みから一歩離れ、ネガティブもポジティブも含めて自分の感情を大切にすることからお伝えしました。特にネガティブは悪いものだと考えているお子さんが多いので、先生方の新たな視点からのアドバイスはきっと役立つことと思います。
また、大人は長いこと生きてきた中で、捉え方の癖が身についてしまっています。先生であっても、ネガティブな捉え方の癖があるものです。児童・生徒さんたちに様々なアプローチを取り入れていただくために、まず、先生方にご自身の気持ちと向き合うさまざまなワークをしていただきました。
【感想】
・負の感情を持つことは本能だということ。なので、ここからは回復する一方だということを伝えられると思いました。また、子どもの「捉え方」を変えていく手助けができればよいと思いました。最終的には、自分自身の力が大切だということを学んだので、そこに寄り添える存在になれればよいと感じました。
・学活や道徳などでワークシートに書き込む活動をしたり、朝の会などで話をしたりしてみたいと思います。
・ネガティブな自分の時にいつもどのような考えをしているのか、壁にぶち当たった時に、どう自分や他人にポジティブに声をかけていけば良いか等を見つめる良い機会となりました。
・先生の講演をきき、元気と勇気がわきました。今の自分を見つめることができました。自分に余裕を持てると、人にも心からやさしくすることができるのだと感じました。大変勉強になりました。ありがとうございました。
・ためになるお話をありがとうございました。何事にも元気がなければ何もできないので、まずは、しっかり食べること、それから、ポジティブな考え方をあわせもつ練習、自分がリラックスできる方法など、夏休み明けに子ども達や保護者に伝えたいと思います。
・自分を客観的に捉える方法だけでなく、自分がこれまで取っていなかったアプローチ方法が知れてとても有意義な研修でした。好奇心をこれからも大切にします!ありがとうございました。
・とても納得しながらお話を聞かせていただきました。ありがとうございました。
・グループワークなどもあり、実践的でとても勉強になりました。また参加したいです。