2017.01.20
【今すぐ出来る!ポジティブ教育アクティビティー】「親切」を育てるプログラム(幼稚園生〜小学校低学年向け)
「親切」を育てるプログラム
ウィスコンシン大学のCenter for Healthy Minds のLaura Pingerさん と Lisa Flookさんは、12週間、3~4才の通う幼稚園で、感情調整、集中力向上、そして親切心を育てるプログラムを実施しました。
これまでの研究によると、このプログラムは、子ども達の成績、人間関係スキル、認知能力を向上することが分かったそうです。
このプログラムの中から、親切心を育てるアクティビティーを紹介します。
親切の庭
親切の庭のポスターを掲示します。
子ども達が何か親切な行いをしたり、誰かに親切な事をしてもらったとき、生徒はポスターにシールをはります。
これは、友達関係は種のようだということを表しています。
育てるためには、栄養を与えて、手をかける必要があるのです。
このアクティビティーを通じて、生徒は親切がどれだけ気持ちの良いことか、クラスでどのようにさらに友達関係を良くできるのか?について話し合います。
平和の杖
平和の杖とは、ハート型と星型の杖です。2人組になり、一方がハート型、もう一方が星型の杖を持ちます。
ハート型の杖をもった生徒は、話をします。正直に心を伝えるのです。
星型の杖をもった生徒は聞き役です。聞き役の生徒は、話を聞き、相手の言ったことを繰り返すように伝えます。
特に、喧嘩や言い争いのあった生徒同士で行うと、お互いの気持ちに配慮し、自分の気持ちを伝え、共感を育てるプロセスをサポートすることができます。
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