2016.12.21
ご活躍の様子レポート(赤澤 健志さん)
『レジリエンスを育む教育活動』(赤澤健志さん)
レジリエンストレーナーであり、徳島中央高等学校教諭の赤澤健志さんが学校内にて、レジリエンスを高める教職員研修、生徒向けの授業をされています。
導入のきっかけは、不登校の経験を持つ生徒、他校で適応できなかった生徒、若い時に学ぶ機会を奪われた生徒など、さまざまな課題を抱えさせられた生徒が在籍している定時制学校の背景にあります。
生徒たちに自他を大切にし、互いの権利を尊重しあえる関係を作るために必要な力を習得させる一環として、「レジリエンス」に着目されました。
赤澤さんが行った人権教育各種大会での研究発表では、
『レジリエンスの学習を通して、生徒たちはネガティブ感情を受け入れ、自分と向き合うことができるように なってきた。また、以前より私たち教職員に気持ちや心をオープン話すことをためらわなくなった生徒も増え てきた。教職員の感想では、「生徒のネガティブな感情を認めた上で対応していけるようになった」「いろんな角度から生徒を見られるようになり、声かけや態度も変わってきた」など生徒との向き合い方の意識に変化が見られ、確かな変容を生徒にそして教職員にもたらしている』と報告されています。
<赤澤さんの活動内容(2016年12月現在)>
2015年 徳島中央高等学校にて職員研修(2回)
徳島中央高等学校夜間部にて授業を実施(7回)
第66回徳島県人権教育研究大会報告「
第67回全国人権・同和教育研究大会報告「
2016年 徳島県立徳島中央高等学校通信制生徒向け出張講義「
徳島県立脇町高等学校職員研修「レジリエンスを高める教育活動」
徳島県立城ノ内高等学校職員研修「
赤澤健志さん
赤澤健志さん(認定レジリエンストレーナー)徳島中央高等学校教諭 人権教育主事,3年次担任 |